子守も仕事のうちです
整形外科には、高齢の患者さんが多いのだけど、時折 小さいお子さんも来院するわ。
内科では、お子さん自身が病院にかかる事が多いでしょうが、整形外科では患者さんの付き添いで来院するケースが多いよ。
先日は、まだ生後何ヶ月というくらいの赤ちゃんがお母さんに連れられてやってきた。
赤ちゃんは天使のような存在と言いますが、本当に可愛らしいよよね。
看護師さんもスタッフも医療事務員も、全員 仕事そっちのけで赤ちゃんをかわるがわる抱っこしちゃった。
しまいには、患者さん達までがあやしたり、つついたりする始末・・・
小さいクリニックならではの光景でしょう。
お母さんの診察中は、またまたみんなで、交代で子守よ。
患者さんのリハビリ終了の機械音がなれば、医療事務員が赤ちゃんを預かり、受付に会計の患者さんがこれば、他のスタッフが赤ちゃんを預かり・・・
赤ちゃんを抱っこしながら「これも仕事、仕事♪」と楽しいひとときを過ごしたの。
一応、クリニックでは小さいお子さんが来ても、退屈しないように絵本やぬいぐるみを用意しているわ。
それでも、子供にとって『待つ』というのは、本当に長い時間に感じるようよ。
ぐずっている子には話し相手になったり、仕事の合間に食べるお菓子をあげたりして、相手になるのも医療事務の仕事のうちよ。
大人でも、20分くらい待つと「アタシの順番、まだ?」とか「カルテ出し忘れてない?」などと言われますから、子供が感じるのはそれ以上のものなのでしょうね。