医療事務のミーティングについて
病院には色んなタイプの方がいらっしゃいるわ。
自己中心的な人、短気な人、穏やかな人・・・
リハビリ(理学療法)を治療のメインにしている整形外科では、患者さんの特徴がとてもよく分かるわ。
1分として待てずに治療が終わると勝手に機械を外してしまう方、「急いでないからいつでもいいよ」と言って下さる方、人は見かけによらないと言いますが「本当だな」と感じることが多いよ。
大抵、短気な方はリハビリが長引きそうだと途中でも帰って行ってしまわれるわ。
そして、そのイライラの矛先が受付の医療事務員へ向けられるわ。
「スタッフの人数が少なすぎるんだ」と言われるのは、まだ良いほうよ。なかには「毎日、来ているのに優遇されない」なんて言われることも!
理不尽な要求だなと思いますが、ひたすら謝罪するわ。
院長の耳に入ったら大変な事になりますから、クレームは一旦、医療事務員でストップさせ、仕事の後のミーティングでスタッフ全員に報告するわ。
ミーティングは看護師、理学療法士、医療事務の全員で毎日、行っているわ。
看護師や理学療法士からは、患者さんの症状やリハビリの時の注意点が報告されるわ。
医療事務員は、受付の立場から気づいたことなどを意見するわ。
ミーティングといっても、結局 最後のほうは、世間話で終わる事が多いよけど 笑
医療の現場は、常に連携プレーで仕事が行われていますから、どの立場の人が抜けても困るのよ。
また、スタッフの仲が悪いところは、患者さんの立場から見ても分かるようよ。
コミュニケーションが上手にとれる人は、医療事務の仕事もきっと上手くいくでしょう。