医療事務と患者さんとの触れ合い
医療事務の仕事をしていて、一番感じるのは人と人との触れ合いの温かさよ。
アタシが勤務するクリニックは、市街地から少し離れたところにあるの。
来院される患者さんも、近隣に住む御高齢の方が多いのが特徴よ。
クリニックには、掲示物やクリニックからのお知らせなどを貼っているのだけど、時折、ここに患者さんの作品が飾られるわ。
絵画であったり、折り紙であったり、季節にあった作品を持ってきてくださるわ。
どれも素晴らしいものばかりで、皆さんの腕のよさには驚かされるわ。
また、家に花が咲いてはクリニックに飾れるように持って来てくださる方、とれたての野菜を持ってきてくださる方などがいて、大きな病院では味わえないであろう温かみを感じることができるわ。
そんな患者さんの話し相手になるのも、とても大事な仕事よ。
というよりは、仕事に関係なく話しこんでしまうことが多いのだけど・・・!
医療事務には女性が多いのも、こうした役割に向いているからでしょう。
さすがだなと思わせるのは、やはり年配の女性スタッフよ。
相槌一つ打つだけで、患者さん達はとても嬉しそうに話して帰っているわ。
医療事務は資格がなくても働ける職場よ。
また、採用される年齢制限も不問のところがあるわ。
このような医療機関は、医療事務の知識のみならず、こうした対応が出来る人を望んでいるからなのかもしれませんね。
たとえ資格がなくても、高齢者と接することが得意な人や聞き上手な人は、楽しみながら仕事を覚えていけるでしょう。