医療事務とMRについて
病院に来院されるのは、患者さんばかりではないでしょ!?
終業時間ギリギリになると、製薬会社の方達が次から次へと来院されるわ。
総合病院では、こうした営業マンがズラ〜っと並ぶらしいのだけど、アタシの病院ではせいぜい4〜5人かしら。
この営業マンのお仕事、MRというらしく、大学生の就職活動では人気がある仕事らしいよね。
最近は、女性のMRの姿もよく見られるわ。
自社の医薬品の宣伝などのために来院されるのだけど、つくづくMRって大変な仕事だなと思うわ。
受付で医療事務員に頭を低く下げ、院長に会うときは、その頭がさらに低くなっているわ。
あちらも仕事だから、なんとか新薬を宣伝したいというのは分かるわ。
でも、連日来られると、医師の機嫌がすごく悪くなっていくのよね。
「こっちには用がないから、帰ってもらって」と面会もしなくなるわ。
レセプトでイライラしている時なんかは「用件があるなら電話で十分!」と切り捨てられます・・・
当然、お断りをしなくてはいけないのは医療事務員のアタシ達よ。
予め予約を取ってもらったのに、帰っていただかなくてはいけなくなると、もう本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになるわ。
病院に関係する会社のみならず、どのような会社にも営業マンっていらっしゃいますよね。
皆さん、大変な思いでお仕事されているんでしょうね。
家族に営業マンを持つ医療事務員は「外であんなに頑張っているのなら家ではのんびりさせてあげよう・・・」と言う人まで、いるほどよ。