医療事務とパソコン
いまや、どの仕事でもコンピューターがなくてはならない時代よ。
医療業界においても、論外ではないわ。
受付にもパソコンが置かれ、診察室でも医師のデスクにはパソコンが置かれているの。
皆さんもご覧になったことがあるでしょう。
医療事務の仕事は、パソコンが触れなければいけません。
患者さんの入力や検索、カルテの打ち込み、会計時に至るまで、全てがパソコンで処理されるわ。
そんなに難しい事をする訳ではないので、ある程度の基本操作が出来れば問題ないと思いるわ。
パソコンを使うのは、カルテに関することばかりではないんです。
アタシの勤める整形外科では、骨粗しょう症の検査をする際、検査機械がパソコンと連動しているわ。
パソコンに患者さんの身長や体重など、複数のデータを入力して検査を行うわ。
検査を行うのは、医師や看護師だけど、データ入力などは医療事務の仕事よ。
また、院内に貼るお知らせやスタッフのシフト表なども、医療事務員がパソコンで作るわ。
さらに、1月はパソコンの稼働率が高くなるのよ。
どうしてだと思いますか?
それは、確定申告に関係があるの。
医療費の申告に添付するレシート。毎日のように、通院される患者さんは膨大な量になるわ。
だから、1年分の医療費が記載されたものをパソコンで出してあげているのよ。
もちろん希望者のみだけど、よその病院ではこの書類発行に料金が発生するところもあるそうよ。
しかし、アタシのクリニックではサービスで行っているため、患者さんからは大層 喜ばれるわ。
医療事務員としては、仕事が増えて大変なんよけどね!