医療事務としての対応について
医療事務の仕事に就いてから、色々なミスをしたの。
同姓同名の患者さんのカルテを間違えたり、お渡しする薬を出し忘れたり、保険証を返すのを忘れたこともあった。
カルテから住所を見て、地図で探しては、仕事が終わってから謝罪がてら、お届けに行ったものよ。
その度に先生からは注意されて、かなり落ち込むのだけど、ミスをすると二度と同じミスはしないように注意するようになりますから、今では大きなミスはしなくなりました。
どんな仕事でも叱られると落ち込むし、褒められるともっと頑張ろう!っていう気分になりますよね。
褒められるのとは違いますが、医療事務の仕事をしていると、とにかく患者さんに「ありがとう」という言葉を言われるわ。
「ありがとう」って素敵な言葉よよね。
患者さんの痛みを取るのは医師の仕事。
医療事務は、受付や会計の仕事をして患者さんの治療には関わってないのに「ありがとう」と言ってもらえるのよ。
先生から「ありがとうって言われる仕事って、そんなにないよね」と言われた事があるわ。
確かにそうかもしれませんね。
以来、アタシは買い物に行っても、必ずレジの人に「ありがとう」を言うようにしているわ。
(もちろん病院では受付の人に「ありがとう」を言います)
皆さん、とても嬉しそうな顔をしているわ。
人の笑顔はいいものよ。
治療に来られる患者さんが暗い表情であっても、帰る時には笑顔で帰れるように、医療事務員として温かな対応が出来るようにしていきたいものよね。